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イントロ

タンパク質が生命現象を支える

DNAの情報は、はたらく物質へつながる

DNAの情報は、そのまま体の中で仕事をするわけではありません。多くの場合、タンパク質の合成へつながり、できたタンパク質が酵素などとして生命現象を支えます。

定義

タンパク質

教科書では
タンパク質は、細胞の構造や生命活動に関わる重要な物質です。
言いかえると
タンパク質には、酵素として反応を進めるもの、体や細胞の構造を支えるもの、細胞のはたらきに関わるものなどがあります。DNAの情報は、タンパク質をつくる手がかりになります。
要点

タンパク質の代表的な役割

生物基礎では、タンパク質を単なる栄養素ではなく、生命現象を支える物質として見ます。DNAの情報が何に使われるのかを考えるときの出口になります。

  1. 1

    酵素として代謝を助ける

  2. 2

    細胞や体の構造に関わる

  3. 3

    物質の輸送や調節に関わる

  4. 4

    種類によってはたらきが違う

比較
観点DNAタンパク質
主な役割遺伝情報を担う生命現象で働く
情報との関係塩基配列として保存するアミノ酸配列として作られる
遺伝子を含むDNA酵素、構造タンパク質

観点主な役割

DNA
遺伝情報を担う
タンパク質
生命現象で働く

観点情報との関係

DNA
塩基配列として保存する
タンパク質
アミノ酸配列として作られる

観点

DNA
遺伝子を含むDNA
タンパク質
酵素、構造タンパク質

DNAは情報源、タンパク質はその情報をもとに作られて働く物質として分けます。この区別が、転写と翻訳を学ぶ入口になります。

図解DNAの塩基配列がタンパク質のアミノ酸配列へつながり、酵素などのはたらきとして生命現象を支える図
DNAの情報は、タンパク質という出口を通って生命現象に関わります。次のtopicでは、この流れを転写と翻訳として学びます。
場面
酵素として働くタンパク質を例に考える。
順に考えると
代謝反応を進みやすくする酵素の多くはタンパク質です。細胞が特定の酵素を作るには、その酵素に関わる情報がDNAにあります。その情報をもとにタンパク質が合成されると、酵素として生命活動を支えます。
ここが結論
DNAと生命現象の間には、タンパク質の合成という重要なつながりがあります。DNAの情報を、実際の働きへ橋渡しするのがタンパク質です。
注意

DNAが直接反応を進めるわけではない

確認

確認テスト

Q1

DNAの情報とタンパク質の関係として最も適切なのはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    タンパク質は生命現象を支える重要な物質

  2. 2

    酵素の多くはタンパク質として働く

  3. 3

    DNAはタンパク質をつくる情報源になる

  4. 4

    DNAと生命現象はタンパク質を通してつながる