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イントロ

元素・単体・化合物

酸素は、元素としても単体としても出てくる

元素は物質をつくる成分の種類です。単体は1種類の元素からできた物質、化合物は2種類以上の元素からできた物質です。同じ『酸素』という言葉でも、成分なのか物質なのかを分けて読みます。

定義

元素

教科書では
物質を構成する成分の種類を表す考え方です。
言いかえると
元素は、物質をつくる成分を種類で見る言葉です。一方、単体や化合物は、実際の物質をどう分類するかの言葉です。例えば、水は水素と酸素という元素を成分にもつ化合物です。同じ元素名でも、成分として言っているのか物質名として言っているのかを分けます。
比較
言葉意味
元素成分の種類酸素、鉄
単体1種類の元素からなる物質酸素 O2、鉄 Fe
化合物2種類以上の元素からなる物質水 H2O、酸化鉄

言葉元素

意味
成分の種類
酸素、鉄

言葉単体

意味
1種類の元素からなる物質
酸素 O2、鉄 Fe

言葉化合物

意味
2種類以上の元素からなる物質
水 H2O、酸化鉄

元素は成分の見方、単体と化合物は物質の分類です。

要点

問題文の言葉を分ける

同じ『酸素』という言葉でも、成分としての酸素を指す場合と、酸素分子からなる単体を指す場合があります。どの見方で聞かれているかを確認します。ここを分けると、後の化学式や周期表でも言葉に迷いにくくなります。

  1. 1

    元素は成分としての名前

  2. 2

    単体は1種類の元素だけでできた物質

  3. 3

    化合物は複数の元素からできた物質

  4. 4

    物質名と成分名を混同しない

図解元素、単体、化合物の関係を、成分と物質分類に分けて示した図
元素は成分の種類を表します。単体と化合物は、物質が何種類の元素からできているかで分類します。同じ元素名が、成分にも物質名にも現れる点に注意します。
場面
酸素、水、鉄、酸化鉄を考える。
順に考えると
酸素 O2 は酸素という1種類の元素からできた物質なので単体です。水 H2O は水素と酸素という2種類の元素からできているので化合物です。鉄 Fe は単体、酸化鉄は鉄と酸素を含む化合物として考えます。分類では、物質名だけを覚えるより、含まれる元素の種類数を見るのが確実です。
ここが結論
単体か化合物かは、何種類の元素からできているかで判断します。元素という言葉が出たら、成分の話か分類の話かを確認しましょう。
注意

元素と単体を同じ意味にしない

確認

確認テスト

Q1

水 H2O の分類として最も適切なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    元素は物質を構成する成分の種類

  2. 2

    単体は1種類の元素からできた物質

  3. 3

    化合物は2種類以上の元素からできた物質

  4. 4

    成分の話か物質分類の話かを分ける