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イントロ

熱の伝わり方

熱は触れているときだけ伝わるわけではない

熱は、物質の中を伝わる、空気や水の流れで運ばれる、光のように届くなど、いくつかの道筋で移動します。何がエネルギーを運ぶかで見分けます。

定義

熱の伝わり方

教科書では
代表的には、伝導・対流・放射の3つに分けて考えます。
言いかえると
伝導は物質の中を熱が伝わること、対流は液体や気体の流れで熱が運ばれること、放射は電磁波として熱が届くことです。直接触れていなくても熱が伝わる場面があります。1つの現象に複数の伝わり方が関わることもありますが、最初は代表的なはたらきで分類します。
比較
伝わり方何が運ぶか身近な例
伝導物質の中の粒子のやり取り金属スプーンが熱くなる
対流液体や気体の流れ暖かい空気が上がる
放射電磁波太陽光で温まる

伝わり方伝導

何が運ぶか
物質の中の粒子のやり取り
身近な例
金属スプーンが熱くなる

伝わり方対流

何が運ぶか
液体や気体の流れ
身近な例
暖かい空気が上がる

伝わり方放射

何が運ぶか
電磁波
身近な例
太陽光で温まる

熱がどう運ばれているかを見ると、伝わり方を分類できます。

要点

見分ける合図

熱の伝わり方は、見た目だけではなく『何が動いてエネルギーを運ぶか』で分けます。固体、流体、真空という場面の違いを手がかりにしましょう。説明問題では、言葉だけでなく具体例まで言えると強いです。

  1. 1

    固体の中を伝わるなら伝導を疑う

  2. 2

    空気や水の流れがあるなら対流を疑う

  3. 3

    真空でも届くなら放射を考える

図解伝導、対流、放射を、金属スプーン、空気の流れ、太陽光の例で並べた図
伝導・対流・放射は、熱を運ぶ道筋が違います。図では、物質の中、流れ、電磁波という見分け方を対応させています。
場面
金属スプーン、暖房、太陽光で体が温まる場面を比べる。
順に考えると
金属スプーンの持ち手が熱くなるのは伝導、暖房で上の方が温まりやすいのは対流、太陽光で体が温まるのは放射の例です。どの場面でも熱は移動していますが、運び方が違います。問題では、物質の中を伝わるのか、空気や水が流れるのか、光のように届くのかを順に確認します。
ここが結論
熱を運んでいるものに注目すると、伝わり方を分類できます。迷ったときは、触れているか、流れがあるか、真空でも届くかの順に確認します。日常例を一つずつ対応させて覚えると、説明問題でも使いやすくなります。
注意

触れていないと熱は伝わらない、ではない

確認

確認テスト

Q1

真空中でも太陽の熱が地球に届くことを説明しやすい伝わり方はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    伝導は物質の中を熱が伝わる

  2. 2

    対流は液体や気体の流れが熱を運ぶ

  3. 3

    放射は電磁波として熱が届く

  4. 4

    何がエネルギーを運ぶかで見分ける

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