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イントロ

判別式と虚数解

D<0 を解なしで終えない

実数だけなら解なしでも、複素数の範囲では虚数解をもつことがあります。判別式の読み方を更新します。 ここでは、形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する流れまで押さえます。

定義

判別式

教科書では
二次方程式 ax²+bx+c=0 の解の種類を判断する式 D=b²-4ac です。
言いかえると
D>0 なら異なる2つの実数解、D=0 なら重解、D<0 なら異なる2つの虚数解をもちます。複素数の範囲で考える点が大切です。 判別式Dの符号が、実数解・重解・虚数解の分かれ目です。
図解判別式の3分岐をカードで整理した図
複素数の範囲では D<0 でも解をもつ 図は、考える順番と対応関係だけに絞っています。細かい計算は例題カードで確認します。
公式

判別式

D の符号で解の種類を分けます。

判別式

ax²+bx+c=0 の解の種類を判断します。

使うときのコツ

a≠0

分岐

実数解2個、重解、虚数解2個に分かれます。

使うときのコツ

範囲に注意

解くコツ

解を出す前に D の符号を見ると、解の種類が分かります。 式を使った後は、符号、条件、元の式へ戻るかを短く確認します。

要点

使う前の確認

公式や手順に入る前に、何の形を見ているかを言葉にします。a,b,c を読むことから始め、最後に条件と結果を確かめると、符号や範囲のミスを見つけやすくなります。解答では、最初に見た形と最後の確認を短く残します。

  1. 1

    a,b,c を読む

  2. 2

    D=b²-4ac を計算する

  3. 3

    判別式は D=b²-4ac

  4. 4

    D の符号で解の種類を判断する

手順

進め方

  1. 1

    a,b,c を読む

  2. 2

    D=b²-4ac を計算する

  3. 3

    D の符号を見る

  4. 4

    解の種類を言葉で答える

  5. 5

    最後に条件と結果を確認する

場面
x²+2x+5=0 の解の種類を判定する。
順に考えると
a=1、b=2、c=5 なので D=2²-4・1・5=-16 です。D<0 だから、複素数の範囲で異なる2つの虚数解をもちます。 Dを計算し、符号から解の種類を判断します。
ここが結論
実数範囲なら実数解なし、複素数範囲なら虚数解ありです。 Dの値ではなく、符号が何を意味するかまで答えます。
比較
範囲条件言い方
実数範囲D<0実数解なし
複素数範囲D<0虚数解2個
D=0どちらでも重解

範囲実数範囲

条件
D<0
言い方
実数解なし

範囲複素数範囲

条件
D<0
言い方
虚数解2個

範囲D=0

条件
どちらでも
言い方
重解

似た形との違いを先に見ると、使う操作を選びやすくなります。迷ったら、どの条件が成り立っているかを言葉に直します。

注意

D<0 をただの解なしにしない

確認

確認テスト

Q1

x²+4x+8=0 の判別式 D は -16 です。複素数の範囲での解の種類はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    判別式は D=b²-4ac

  2. 2

    D の符号で解の種類を判断する

  3. 3

    D<0 は複素数範囲で虚数解

  4. 4

    数の範囲を確認する

  5. 5

    形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する

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