上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

分数式の加減と通分

分母をそろえてから足す

分数式の足し算でも、分母が違うまま分子や分母を足してはいけません。まず通分します。 ここでは、形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する流れまで押さえます。

定義

分数式の加減

教科書では
分数式を足したり引いたりする計算です。
言いかえると
分母が同じなら分子だけを計算します。分母が違うときは、共通分母を作ってから分子を足し引きします。 分母をそろえてから分子を足し引きし、最後に約分できるかを見ます。
図解分母をそろえてから分子を計算をカードで整理した図
分母どうしを足さず、共通分母を作る 図は、考える順番と対応関係だけに絞っています。細かい計算は例題カードで確認します。
公式

分数式の加減

分母をそろえた後の動きは、数の分数と同じです。

同分母

同じ分母なら分子だけを足します。

使うときのコツ

引き算も分子だけ

異分母

分母が違うまま足しません。

使うときのコツ

先に通分

解くコツ

共通分母を作り、分子全体にかっこを付けて整理します。 式を使った後は、符号、条件、元の式へ戻るかを短く確認します。

要点

使う前の確認

公式や手順に入る前に、何の形を見ているかを言葉にします。分母を因数で見ることから始め、最後に条件と結果を確かめると、符号や範囲のミスを見つけやすくなります。解答では、最初に見た形と最後の確認を短く残します。

  1. 1

    分母を因数で見る

  2. 2

    共通分母を作る

  3. 3

    分数式の加減は通分から始める

  4. 4

    同分母にして分子を計算する

手順

進め方

  1. 1

    分母を因数で見る

  2. 2

    共通分母を作る

  3. 3

    分子をそれぞれ掛け直す

  4. 4

    分子を足し引きして整理する

  5. 5

    最後に条件と結果を確認する

場面
1/x + 1/(x+1) を計算する。
順に考えると
共通分母は x(x+1) です。1/x は (x+1)/(x(x+1))、1/(x+1) は x/(x(x+1)) なので、(2x+1)/(x(x+1)) です。 通分した後、分子全体に符号がかかることを確認します。
ここが結論
分母を足して 2/(2x+1) にはしません。 共通分母と分子の整理を別々に確認します。
比較
場面見る点
数の分数1/2+1/3分母6
分数式1/x+1/(x+1)分母x(x+1)
共通点分母をそろえる分子を計算

場面数の分数

1/2+1/3
見る点
分母6

場面分数式

1/x+1/(x+1)
見る点
分母x(x+1)

場面共通点

分母をそろえる
見る点
分子を計算

似た形との違いを先に見ると、使う操作を選びやすくなります。迷ったら、どの条件が成り立っているかを言葉に直します。

注意

分母どうしを足さない

確認

確認テスト

Q1

1/x + 1/(x+2) の共通分母として自然なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    分数式の加減は通分から始める

  2. 2

    同分母にして分子を計算する

  3. 3

    分母どうしを足さない

  4. 4

    分子全体のかっこに注意する

  5. 5

    形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する

次に進む

この流れのまま学習を広げる

理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。