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イントロ

災害復旧戦略の選び方

速く戻すほど、待機コストは上がりやすい

災害復旧では、普段どれだけ環境を動かしておくかで、復旧速度と費用が変わります。要件に合う戦略を選ぶのが設計判断です。

定義

災害復旧戦略

教科書では
大きな障害やリージョン障害に備え、復旧速度、データ損失、平常時コストのバランスで選ぶ設計方針。
言いかえると
バックアップ/リストアは安いが遅め、ウォームスタンバイマルチサイトは速いが普段のコストが上がりやすい戦略です。
比較
戦略復旧速度平常時コスト
バックアップ/リストア遅め低い
パイロットライト中間中間
ウォームスタンバイ速め高め
マルチサイト最も速い高い

戦略バックアップ/リストア

復旧速度
遅め
平常時コスト
低い

戦略パイロットライト

復旧速度
中間
平常時コスト
中間

戦略ウォームスタンバイ

復旧速度
速め
平常時コスト
高め

戦略マルチサイト

復旧速度
最も速い
平常時コスト
高い

DR戦略は、待機環境をどれだけ用意するかで比べます。

要点

判断の合図

問題文では、どれだけ速く戻す必要があるか、平常時コストをどこまで許容するかを見る。

  1. 1

    速さと費用はトレードオフ

  2. 2

    RTO/RPOから選ぶ

  3. 3

    常に最高構成とは限らない

図解災害復旧戦略の選び方の設計判断を短いラベルで整理した図
DR戦略を復旧速度と平常時コストで見る図です。要件が厳しいほど、待機環境のコストも上がりやすくなります。
場面
社内の参考資料サイトを復旧対象にする。
順に考えると
数時間止まっても業務影響が小さいなら、低コストなバックアップ/リストアが候補になります。短時間復旧が必須なら待機環境を増やします。
ここが結論
重要度とRTO/RPOに合わせて、過剰な構成を避けます。
注意

最高可用性は常に正解ではない

確認

確認テスト

Q1

低コストを優先し、復旧に時間がかかってもよい場合の候補はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    DRは速さと費用で選ぶ

  2. 2

    RTO/RPOから逆算する

  3. 3

    低コストならバックアップ寄り

  4. 4

    短い復旧なら待機環境を増やす