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イントロ

組合せの使い方と余事象

反対が簡単なら全体から引く

『少なくとも1つ』のような条件は、直接場合分けすると長くなることがあります。反対の場合が簡単なら、全体から除くと見通しがよくなります。 条件を正面から数える前に、反対側が短い言葉で言えるかを試すと、計算の方針が立ちます。

定義

補集合で数える

教科書では
条件を満たす場合を、全体から条件を満たさない場合を引いて求める考えです。
言いかえると
少なくとも1人女子を含むなら、反対は女子が0人です。反対の方が単純なら、全体から反対の場合を引く方が安全です。 余事象を使うときは、まず全体を同じ数え方で作ります。その上で、条件を満たさない場合だけを引くので、分母や選び方の単位がそろいます。
要点

判断の合図

補集合は楽をするためだけでなく、漏れを防ぐための考え方です。「少なくとも」の反対条件を短く言えるときは、全体から反対を引く方が安定します。数える単位が全体とそろっているかも確認します。

  1. 1

    『少なくとも』がある

  2. 2

    直接の場合分けが多い

  3. 3

    反対の場合が1つで済む

  4. 4

    全体が数えやすい

比較
方針向いている場面
直接数える場合分けが少ない
余事象を使う反対の場合が1つにまとまる
確認する全体と反対が同じ単位で数えられる

方針直接数える

向いている場面
場合分けが少ない

方針余事象を使う

向いている場面
反対の場合が1つにまとまる

方針確認する

向いている場面
全体と反対が同じ単位で数えられる

速さだけでなく、漏れを減らすために余事象を選びます。

図解全体から女子0人の場合を引いて少なくとも1人女子を数える図
少なくとも1人女子は、全体から女子0人の場合を除くと求められます。 条件を満たさない小さな部分を除くと、残りがそのまま『少なくとも1人』になります。
公式

補集合の形

場合の数でも確率でも使う見方です。

補集合で数える

直接数えるより反対が簡単なときに使う。 直接数えにくい条件を、全体から条件を満たさない場合を除いて求める形です。

使うときのコツ

反対条件を作るときは、『少なくとも1つ』を『0個』のように正確に言い換えます。

解くコツ

反対の場合を言葉で正しく作ります。

場面
男子4人、女子3人から3人選ぶ。少なくとも1人女子を含む選び方。
順に考えると
全体は₇C₃通りです。反対は女子が0人、つまり男子だけ3人を選ぶ₄C₃通りです。だから₇C₃-₄C₃で求めます。 直接なら女子1人、2人、3人をそれぞれ足します。今回は反対の男子だけ3人が1つで済むので、余事象の方が短くなります。
ここが結論
『少なくとも』は反対から見ると短くなることがあります。 直接計算した結果と一致するので、余事象は別解としても検算としても使えます。
注意

場合分けの漏れに注意

確認

確認テスト

Q1

『少なくとも1個は当たり』の反対の場合はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    直接が複雑なら反対を見る

  2. 2

    少なくとも1つの反対は0個

  3. 3

    全体から反対の場合を引く

  4. 4

    反対条件を正確に言葉にする

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