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イントロ

順列と階乗

並べ方は席を順に埋める

順列は、順番を区別して並べる数え方です。席を左から埋めるように考えると、選択肢が1つずつ減る理由が見えてきます。 順番を区別するかどうかを最初に決めると、順列と組合せの混同を避けられます。

定義

階乗

教科書では
n個の異なるものをすべて1列に並べる場合の数を表す積です。
言いかえると
4人を並べるなら、1番目は4通り、2番目は残り3通り、3番目は2通り、最後は1通りです。このような積を4!と書きます。 階乗は、候補が1つずつ減る掛け算を短く書く記号です。暗記するだけでなく、何番目の席で何通り残るかを対応させて読みます。
図解4人を1列に並べるとき候補が4、3、2、1と減る図
一度使った人は次の席では使えません。だから候補数が4、3、2、1と減ります。 各席を決めるたびに候補が1人ずつ減ることを、数字の列と対応させて見ます。
公式

階乗

異なるものを全部並べる基本形です。

階乗

n個を全部1列に並べる場合の数。 n個すべてを一列に並べるとき、最初から最後までの候補数を掛けたものです。

使うときのコツ

途中で同じものがある場合や再利用できる場合は、この式だけでは数えられません。

解くコツ

小さい数で候補が減る様子を確認します。 空欄に候補数を書いてから掛けると、階乗記号だけを丸暗記するよりミスを減らせます。

手順

階乗にする手順

  1. 1

    並べる対象がすべて異なるか見る

  2. 2

    左から席を1つずつ決める

  3. 3

    残り候補が1つずつ減ることを確認する

  4. 4

    候補数を掛けて階乗で書く

要点

順列の見方

順位や席順がある場面では、順番の違いを区別します。順列では「誰を選ぶか」だけでなく「どこに置くか」までが結果に含まれます。席を埋める順に候補数を書き、全部を使うなら階乗、途中で止めるなら順列として読みます。

  1. 1

    順番が違えば別の通り

  2. 2

    同じものは再び使わない

  3. 3

    席を1つずつ埋める

  4. 4

    候補数を掛ける

場面
4人 A, B, C, D を1列に並べる。
順に考えると
1番目は4人から選べます。2番目は残り3人、3番目は2人、4番目は1人です。したがって4×3×2×1=24通りです。 ここでA,B,C,Dは全員違う人なので、Aが先頭の並びとBが先頭の並びは別の結果です。
ここが結論
全部を並べる順列は階乗で表せます。 24通りという数は、4人全員を使い切る並びの総数です。途中で止める問題ではnPrを使います。
注意

同じ人を何度も使わない

確認

確認テスト

Q1

5人を1列に並べる場合の数を表す式はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    順列は順番を区別する並べ方

  2. 2

    階乗は候補が減る理由とセットで読む

  3. 3

    候補は1つずつ減る

  4. 4

    同じものがないか確認する

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