上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

漸化式から項を順に求める

前の答えを次へ渡す

漸化式で項を求めるときは、前に出した値を次の式へ入れます。いきなり目的の項へ飛ばず、a₁からa₂、a₂からa₃のように1段ずつ進めるのが基本です。

定義

逐次計算

教科書では
初期条件から始めて、漸化式をくり返し使い、項を1つずつ求める計算です。
言いかえると
一気に第4項へ飛ぶのではなく、a₁からa₂、a₂からa₃のように進みます。前の行で出た値が、次の行の入力になります。添字が1つ増えるたびに、式へ入れる項も1つ先へ移ります。
図解a1からa4まで、前の行の結果が次の行へ渡る計算表
各行で使うのは、直前に求めた項です。表にすると、nの値、式へ入れる項、出てくる項がそろい、同じ値を何度も入れるミスを防げます。
手順

計算の手順

  1. 1

    初期条件を書き出す

  2. 2

    n=1を入れてa₂を求める

  3. 3

    n=2を入れてa₃を求める

  4. 4

    前の答えを次の式へ渡す

  5. 5

    求めたい項まで続ける

公式

1段ずつ進む式

更新式は、nを1つずつ進めて使います。

n=1ならa₂を、n=2ならa₃を求める式になります。左辺の添字が、次に出る項を教えてくれます。

  • 直前に分かっている項
  • 新しく求める項
使うときのコツ

左辺の番号を見て、今どの項を出しているか確認します。

解くコツ

表の行ごとに、n、使う項、出る項を並べると、添字のずれに気づきやすくなります。

要点

添字のそろえ方

aₙ₊₁は「次の項」です。a₄を出したいなら、左辺がa₄になるようにn=3を入れる、と逆から見ると迷いにくくなります。

  1. 1

    a₂を出すときはn=1

  2. 2

    a₃を出すときはn=2

  3. 3

    a₄を出すときはn=3

  4. 4

    左辺の番号で目的の項を確認する

場面
a₁=1, aₙ₊₁=2aₙ+1 の第4項を求める。
順に考えると
まずn=1として、a₂=2×a₁+1=2×1+1=3です。次にn=2として、a₃=2×a₂+1=2×3+1=7。さらにn=3として、a₄=2×a₃+1=2×7+1=15です。毎回、直前に求めた値だけを使います。
ここが結論
第4項は15です。途中のa₂、a₃を省かずに書くと、代入した値を確認できます。
注意

毎回a₁を入れない

確認

確認テスト

Q1

a₃=7 まで分かっているとき、a₄を求める式に入れる値はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    漸化式は1項ずつ進めて使う

  2. 2

    前の答えが次の入力になる

  3. 3

    aₙ₊₁の番号で次に出る項を見る

  4. 4

    表にすると添字のずれを防げる

  5. 5

    求めたい項まで途中を省かず計算する

次に進む

この流れのまま学習を広げる

理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。