上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

相加平均・相乗平均の関係

使う前に正の条件を見る

相加相乗平均の関係は、最小値を見つける強い道具です。ただし、対象が正の数であることを確認してから使います。 ここでは、形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する流れまで押さえます。

定義

相加平均・相乗平均

教科書では
正の数 a,b について、(a+b)/2 は ab 以上になるという関係です。
言いかえると
この関係を使うと、和の形の式の下限を見つけられることがあります。等号が成り立つ条件も一緒に確認します。 正の数で使う条件と、等号が成り立つ条件をセットで見ると、最小値問題に結び付けやすくなります。
図解条件を確認してから使うをカードで整理した図
正の数であることと、等号成立を忘れない 図は、考える順番と対応関係だけに絞っています。細かい計算は例題カードで確認します。
公式

相加相乗平均の関係

使える条件まで含めて覚えます。

基本形

a,b が正の数のとき成り立ちます。

使うときのコツ

等号は a=b

変形

両辺を2倍した形です。

使うときのコツ

よく使う形

解くコツ

使う前に、2つの量がどちらも正かを確認します。 式を使った後は、符号、条件、元の式へ戻るかを短く確認します。

要点

使う前の確認

公式や手順に入る前に、何の形を見ているかを言葉にします。2つの量を選ぶことから始め、最後に条件と結果を確かめると、符号や範囲のミスを見つけやすくなります。解答では、最初に見た形と最後の確認を短く残します。

  1. 1

    2つの量を選ぶ

  2. 2

    どちらも正か確認する

  3. 3

    相加平均は相乗平均以上

  4. 4

    正の条件を先に確認する

手順

進め方

  1. 1

    2つの量を選ぶ

  2. 2

    どちらも正か確認する

  3. 3

    公式を当てはめる

  4. 4

    等号成立条件を調べる

  5. 5

    最後に条件と結果を確認する

場面
x>0 のとき x+4/x の最小値を考える。
順に考えると
x と 4/x はどちらも正です。相加相乗平均より x+4/x ≥ 2x・4/x=4。等号は x=4/x、つまり x=2 のときです。 正の範囲で使えることと、等号条件が満たせることを確認します。
ここが結論
最小値は4です。条件 x>0 を先に確認しています。 等号が成り立つ値も答えに添えて、最小値だけで終わらないようにします。
比較
場面見る量判断
使えるx>0, xと4/x両方正
注意負の数を含むそのまま不可
等号a=b最小値の候補

場面使える

見る量
x>0, xと4/x
判断
両方正

場面注意

見る量
負の数を含む
判断
そのまま不可

場面等号

見る量
a=b
判断
最小値の候補

似た形との違いを先に見ると、使う操作を選びやすくなります。迷ったら、どの条件が成り立っているかを言葉に直します。

注意

正の条件なしに使わない

確認

確認テスト

Q1

相加相乗平均の関係を使う前に必ず確認することはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    相加平均は相乗平均以上

  2. 2

    正の条件を先に確認する

  3. 3

    等号成立は a=b

  4. 4

    最小値判断に使えることがある

  5. 5

    形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する

次に進む

この流れのまま学習を広げる

理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。