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イントロ

複素数と虚数単位

解けない方程式に解を与える

実数だけでは x²+1=0 は解けません。i を導入すると、二次方程式の解をより広い範囲で表せます。 ここでは、形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する流れまで押さえます。

定義

虚数単位 i

教科書では
i²=-1 を満たす数として導入される記号です。
言いかえると
a+bi の形で表される数を複素数といいます。a は実部、b は虚部です。実数は b=0 の複素数として含まれます。 i²=-1 という約束から、実数だけでは表せなかった解も扱えるようになります。
図解数の範囲を複素数へ広げるをカードで整理した図
虚数は方程式を扱うために数の範囲を広げたもの 図は、考える順番と対応関係だけに絞っています。細かい計算は例題カードで確認します。
公式

複素数の基本

まず i の性質と a+bi の形を押さえます。

虚数単位

負の数の平方根を表す入口です。

使うときのコツ

-1=i

複素数

a を実部、b を虚部といいます。

使うときのコツ

a,b は実数

解くコツ

i は普通の文字ではなく、二乗すると -1 になる数として扱います。 式を使った後は、符号、条件、元の式へ戻るかを短く確認します。

要点

使う前の確認

公式や手順に入る前に、何の形を見ているかを言葉にします。実数では解けない式を見ることから始め、最後に条件と結果を確かめると、符号や範囲のミスを見つけやすくなります。解答では、最初に見た形と最後の確認を短く残します。

  1. 1

    実数では解けない式を見る

  2. 2

    i²=-1 を導入する

  3. 3

    i は i²=-1 を満たす

  4. 4

    複素数は a+bi の形

手順

進め方

  1. 1

    実数では解けない式を見る

  2. 2

    i²=-1 を導入する

  3. 3

    a+bi の形で表す

  4. 4

    実部と虚部を分けて読む

  5. 5

    最後に条件と結果を確認する

場面
x²+1=0 の解を考える。
順に考えると
x²=-1 なので、実数では解がありません。i²=-1 とすることで、x=i と x=-i が解として表せます。 i² が -1 になる約束を使って、実数部分まで整理します。
ここが結論
複素数の範囲では、この方程式にも解があります。 i を普通の文字のまま扱っていないか確認します。実部と虚部を分けて読む意識も持ちます。
比較
種類見る点
実数a虚部0
純虚数bi実部0
複素数a+bi実部と虚部

種類実数

a
見る点
虚部0

種類純虚数

bi
見る点
実部0

種類複素数

a+bi
見る点
実部と虚部

似た形との違いを先に見ると、使う操作を選びやすくなります。迷ったら、どの条件が成り立っているかを言葉に直します。

注意

虚数解も解として扱う

確認

確認テスト

Q1

i² の値はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    i は i²=-1 を満たす

  2. 2

    複素数は a+bi の形

  3. 3

    実部と虚部を分けて読む

  4. 4

    数の範囲を広げて方程式を扱う

  5. 5

    形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する

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