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イントロ

二項定理の係数

係数の並びを見通す

三乗より高い展開では、毎回すべて掛けると大変です。係数の並びを知ると、展開を見通せます。 ここでは、形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する流れまで押さえます。

定義

二項定理

教科書では
(a+b)ⁿ の展開で、各項の係数と指数の並びを表す考え方です。
言いかえると
初めはパスカルの三角形で係数を読みます。a の指数は下がり、b の指数は上がるので、係数と指数を分けて見ると整理できます。 係数の並びと指数の下がり方を同時に見ると、中間項を落としにくくなります。
図解係数と項を対応させるをカードで整理した図
係数、aの指数、bの指数を別々に並べる 図は、考える順番と対応関係だけに絞っています。細かい計算は例題カードで確認します。
公式

二項定理の入口

一般形は係数と指数の並びで読みます。

基本形

係数はパスカルの三角形で読めます。

使うときのコツ

nCr は係数の記号

指数

指数の合計はいつも n です。

使うときのコツ

項の順に確認

解くコツ

組合せ記号が未習でも、係数表から始めれば使えます。 式を使った後は、符号、条件、元の式へ戻るかを短く確認します。

要点

使う前の確認

公式や手順に入る前に、何の形を見ているかを言葉にします。n に対応する係数列を読むことから始め、最後に条件と結果を確かめると、符号や範囲のミスを見つけやすくなります。解答では、最初に見た形と最後の確認を短く残します。

  1. 1

    n に対応する係数列を読む

  2. 2

    a の指数を下げる

  3. 3

    二項定理は係数の並びを読む道具

  4. 4

    パスカルの三角形から係数を取れる

手順

進め方

  1. 1

    n に対応する係数列を読む

  2. 2

    a の指数を下げる

  3. 3

    b の指数を上げる

  4. 4

    係数と文字を組み合わせる

  5. 5

    最後に条件と結果を確認する

場面
(x+1)⁴ を展開する。
順に考えると
係数は 1,4,6,4,1 です。x の指数は 4,3,2,1,0 と下がるので、x⁴+4x³+6x²+4x+1 になります。 係数列と指数の変化を別々に確認します。
ここが結論
1 のべきは省略できるので、係数と x の指数だけを丁寧に並べます。 展開後は次数が4から0までそろっているか確認します。
比較
場面係数使い方
三次公式1,3,3,1公式で覚える
四次1,4,6,4,1係数列で読む
nCr係数の表現必要なら使う

場面三次公式

係数
1,3,3,1
使い方
公式で覚える

場面四次

係数
1,4,6,4,1
使い方
係数列で読む

場面nCr

係数
係数の表現
使い方
必要なら使う

似た形との違いを先に見ると、使う操作を選びやすくなります。迷ったら、どの条件が成り立っているかを言葉に直します。

注意

係数を全部1にしない

確認

確認テスト

Q1

(x+1)⁴ の x² の係数はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    二項定理は係数の並びを読む道具

  2. 2

    パスカルの三角形から係数を取れる

  3. 3

    a の指数は下がり b は上がる

  4. 4

    係数と指数を分けて確認する

  5. 5

    形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する

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