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イントロ

等差数列と等比数列の見分け方

公式の前に型を読む

数列の問題では、すぐ公式へ入る前に型を判定します。差が一定なら等差、比が一定なら等比という基準を使うと、公式選択が安定します。

定義

差と比による判定

教科書では
等差数列は隣り合う差が一定、等比数列は隣り合う比が一定です。
言いかえると
増え方が大きいか小さいかでは判断しません。実際に差と比を並べて、同じ値が続くかを確認します。
比較
見る量
等差数列差が一定2,5,8,11
等比数列比が一定2,6,18,54
どちらでもない差も比も不一定1,2,4,7

等差数列

見る量
差が一定
2,5,8,11

等比数列

見る量
比が一定
2,6,18,54

どちらでもない

見る量
差も比も不一定
1,2,4,7

公式は、見た目ではなく一定になる量で選びます。

図解等差数列の差と等比数列の比を左右に並べた図
等差と等比を横に比べる図です。等差では足し算の差、等比では掛け算の比を見て、どの矢印を同じ量として読むかを具体的に確認します。
手順

判定の手順

  1. 1

    隣り合う差を並べる

  2. 2

    差が一定なら等差

  3. 3

    差が違えば比を並べる

  4. 4

    比が一定なら等比

場面
2,5,8,11 と 1,2,4,7 を分類する。
順に考えると
2,5,8,11は差が3でそろうので等差数列です。1,2,4,7は差が1,2,3でそろわず、比も一定ではありません。差と比を両方見ると、無理に等差・等比へ当てはめずに判断できます。
ここが結論
判定してから公式を選びます。どちらでもない数列では、公式を使わない判断も点になります。
要点

判定は計算で決める

数が大きく増えるかどうかは、等比数列の判定基準ではありません。差と比を短く並べて、一定になっている量を探します。

  1. 1

    まず差を並べる

  2. 2

    差が一定なら等差

  3. 3

    次に比を並べる

  4. 4

    比が一定なら等比

比較
見る点正しい読みよくあるずれ
増え方差か比を計算する見た目の急さで決める
等差差が同じ比も同じと思い込む
等比比が同じ差が増えるから不可とする

見る点増え方

正しい読み
差か比を計算する
よくあるずれ
見た目の急さで決める

見る点等差

正しい読み
差が同じ
よくあるずれ
比も同じと思い込む

見る点等比

正しい読み
比が同じ
よくあるずれ
差が増えるから不可とする

どちらでもない数列もあります。無理に等差か等比へ分類しないことも大切です。

要点

分類の根拠を残す

分類問題では結論だけでなく、差の列または比の列を短く書きます。どちらでもない場合は、差も比も一定でないことを示すと点につながります。 表に差と比を書いてから分類すると、公式選択の理由も答案に残せます。

  1. 1

    差を並べて一定か見る

  2. 2

    差が違えば比を並べる

  3. 3

    一定な量を結論に結び付ける

  4. 4

    どちらでもない根拠も書く

要点

分類問題の書き方

判定問題では、結論だけでなく差や比の列を短く残します。どちらでもない場合も、差と比の両方が一定でないことを示すと説得力が出ます。

  1. 1

    差の列を書く

  2. 2

    比の列を書く

  3. 3

    一定な量を探す

  4. 4

    どちらでもない根拠も残す

確認

確認テスト

Q1

数列 3,6,12,24 はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    等差は差が一定

  2. 2

    等比は比が一定

  3. 3

    見た目だけで決めない

  4. 4

    判定してから公式へ進む

  5. 5

    分類理由を書いてから公式へ進む

次に進む

この流れのまま学習を広げる

理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。