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イントロ

Σ記号の意味

長い足し算を短く書く

Σは、同じ形の式に添字を順に代入して足すことを表す記号です。上端だけを見るのではなく、下端から上端まで全部を足します。

定義

Σと添字

教科書では
Σは、添字を決められた範囲で動かして、その項を足し合わせる記号です。
言いかえると
下にある数が始まり、上にある数が終わりです。添字kなら、kに1,2,3のように順に代入して、出てきた項を足します。
図解Σ記号が4つの項の足し算に展開される図
Σで指定した範囲を項へ展開する図です。Σは新しい計算ではなく足し算の短い書き方で、下端から上端まで添字を1つずつ動かします。
公式

Σの基本形

第1項から第n項までの和を短く書きます。

基本

kを1からnまで動かして足します。

  • 動く添字
  • 最後の番号
使うときのコツ

まず展開して意味を確認します。

解くコツ

下端、上端、代入する式の3点を読む習慣をつけます。

手順

展開の手順

  1. 1

    下端を読む

  2. 2

    上端を読む

  3. 3

    添字へ順に代入する

  4. 4

    出た項を足す

場面
Σₖ₌₁⁴ (2k+1) を展開する。
順に考えると
k=1,2,3,4を順に入れます。すると3+5+7+9となり、和は24です。上端4だけを入れるのではありません。
ここが結論
Σは範囲内の全項を足します。
要点

Σで必ず読む3か所

Σは記号が大きいので、どこを見ればよいか迷いやすいです。下端、上端、代入する式の3か所を順に読めば展開できます。

  1. 1

    下端は始まり

  2. 2

    上端は終わり

  3. 3

    添字は動く文字

  4. 4

    式は毎回代入する

比較
見る点正しい読みよくあるずれ
下端最初に代入する値ただの飾りと見る
上端最後に代入する値答えの値と思う
添字範囲内で動く文字nとkを混同する

見る点下端

正しい読み
最初に代入する値
よくあるずれ
ただの飾りと見る

見る点上端

正しい読み
最後に代入する値
よくあるずれ
答えの値と思う

見る点添字

正しい読み
範囲内で動く文字
よくあるずれ
nとkを混同する

Σを展開できることは、後の公式計算でも土台になります。まず短い範囲で確認します。

要点

Σ記号を読む答案

Σでは、下の数から上の数まで、同じ式に順に代入して足します。最初の項、最後の項、項数を言葉にしてから計算します。 下端・上端・中身の3つを声に出して読むと、代入する値の範囲を取り違えにくくなります。 計算前に書き出しを1行作ると、Σが何を足しているかを見失いにくくなります。 足す項数は、上端−下端+1で確認できます。

  1. 1

    下端が最初の値

  2. 2

    上端が最後の値

  3. 3

    Σの中の式に代入

  4. 4

    何項足すか確認

要点

展開の書き始め

Σを見たら、いきなり計算結果を出さず、最初の項、次の項、最後の項を並べます。範囲が見えると、項数や代入漏れに気づきやすくなります。

  1. 1

    最初の項を書く

  2. 2

    次の項を書く

  3. 3

    最後の項を書く

  4. 4

    上端だけで止めない

確認

確認テスト

Q1

Σₖ₌₁³ k² の展開として正しいものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    Σは足し算の省略記号

  2. 2

    下端から上端まで代入する

  3. 3

    添字は動く文字

  4. 4

    まず展開して意味を読む

  5. 5

    下端・上端・中身を分けて読む

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