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イントロ

等比数列の公比と一般項

一定の比を式にする

等比数列は、隣り合う項に同じ数を掛けて進む数列です。公比を何回掛けたかが指数になるため、n-1の意味を丁寧に読みます。

定義

等比数列と公比

教科書では
隣り合う項の比が一定である数列を等比数列といい、その比を公比といいます。
言いかえると
公比は、次の項へ進むときに掛ける数です。第1項から第n項へ進むまでに、公比を掛ける回数はn-1回です。
図解等比数列で公比を掛ける矢印と指数が対応する図
項の間の矢印で公比を掛ける回数を見る図です。矢印1本が1回の掛け算で、第n項の指数n-1はこの本数と対応すると分かります。
公式

等比数列の一般項

初項a、公比rのときに使います。

一般項

初項aに、公比rをn-1回掛けます。

  • 初項
  • 公比
  • 項番号
使うときのコツ

n=1ならr⁰=1で初項aになります。

解くコツ

差ではなく比が一定かを先に確認します。

要点

見る順番

等差数列と似ていますが、足すのではなく掛ける変化です。

  1. 1

    隣り合う比を見る

  2. 2

    初項aを決める

  3. 3

    公比rを決める

  4. 4

    指数はn-1

場面
初項2、公比3の等比数列で第6項を求める。
順に考えると
公式にa=2, r=3, n=6を入れます。a₆=2×3⁵=486です。第6項でも、公比を掛けるのは5回です。
ここが結論
第6項は486です。
注意

公比を足さない

要点

指数は掛けた回数

等比数列の指数は、項の番号そのものではなく、公比を掛けた回数です。第1項ではまだ掛けていないので0回です。

  1. 1

    比が一定か調べる

  2. 2

    初項を先に置く

  3. 3

    公比は掛け算で読む

  4. 4

    指数はn-1にする

比較
見る点正しい読みよくあるずれ
公比r次へ進む倍率差のように足す
rⁿ⁻¹掛けた回数の記録第n項だからrⁿにする
第1項aだけで始まるすでにrを掛ける

見る点公比r

正しい読み
次へ進む倍率
よくあるずれ
差のように足す

見る点rⁿ⁻¹

正しい読み
掛けた回数の記録
よくあるずれ
第n項だからrⁿにする

見る点第1項

正しい読み
aだけで始まる
よくあるずれ
すでにrを掛ける

等差数列のn-1と同じく、等比数列でも第1項からの移動回数を読むことが大切です。

要点

等比数列の答案

初項、公比、何番目かを分けて書きます。第n項では公比をn-1回掛けるので、指数がnかn-1かを必ず確認します。 指数を一つ小さくする理由は、初項を0回目として数えるためだと確認します。 公比が分数や負の数でも、隣り合う項の比として同じように読みます。 公比を求めたら、2項目から3項目でも同じ比になるかを見ます。

  1. 1

    初項aを読む

  2. 2

    公比rを求める

  3. 3

    指数はn-1

  4. 4

    代入して最初の項を確認

確認

確認テスト

Q1

初項4、公比2の等比数列の一般項はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    等比数列は比が一定

  2. 2

    公比は次へ進む掛け算

  3. 3

    一般項はarⁿ⁻¹

  4. 4

    第1項で公式を確認する

  5. 5

    初項は公比を0回掛けた項

次に進む

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