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イントロ

規則をΣで表す

1個分と合計を分ける

Σは計算だけでなく、規則的な合計を表す記号です。まず1個分の項の式を作り、次に何番目から何番目まで足すかを決めます。

定義

項の式と和の式

教科書では
項の式は1つの値を表し、Σを付けた式はそれらの合計を表します。
言いかえると
たとえば奇数列の第k項は2k-1です。最初のn個を足すなら、2k-1をk=1からnまで足す形にします。第n項と、そこまでの合計は別物です。
図解奇数列の各項をΣでまとめる図
1枚のカードを1つの項として見る図です。項の式と足す範囲を分けると、たくさんの足し算をΣでまとめて表す流れが分かります。
手順

Σで表す手順

  1. 1

    1個分の項の式を作る

  2. 2

    動かす文字を決める

  3. 3

    始まりと終わりを書く

  4. 4

    Σで合計として表す

場面
奇数列1,3,5,...の最初のn個の和をΣで表す。
順に考えると
第k項は2k-1です。最初のn個なのでkは1からnまで動きます。したがってΣの下をk=1、上をn、中身を2k-1にします。展開すると1+3+5+...+(2n-1)に戻ります。
ここが結論
2n-1は最後の1項、Σを付けた式は合計です。
注意

最後の項と和を混同しない

要点

1個分から合計へ

Σで表す問題では、いきなり合計式を作ろうとしないことが大切です。まず第k項という1個分の式を作り、それを範囲ごと足します。

  1. 1

    第k項を作る

  2. 2

    動く文字をkにする

  3. 3

    始まりを決める

  4. 4

    終わりを決める

比較
見る点正しい読みよくあるずれ
第k項1個分の式合計式と混同する
Σの範囲何個足すかを表す最後の項だけを見る
n終わりの個数動く文字として使う

見る点第k項

正しい読み
1個分の式
よくあるずれ
合計式と混同する

見る点Σの範囲

正しい読み
何個足すかを表す
よくあるずれ
最後の項だけを見る

見る点n

正しい読み
終わりの個数
よくあるずれ
動く文字として使う

最後の項を表す式と、最初から最後までの和を表す式は役割が違います。

要点

Σで表す答案

Σでは、1個分の式、動く文字、足す範囲の3つが採点ポイントになります。最後の項だけを書いていないか、展開して最初の2項で確認します。 最後にΣを展開して、最初と最後の項が問題文の列に戻るか確認します。

  1. 1

    第k項を先に作る

  2. 2

    kの始まりと終わりを書く

  3. 3

    Σの中では動く文字を使う

  4. 4

    展開して最初の項を確認

要点

Σ表記の点検

完成したΣは、展開して最初の2項が元の列に戻るかを確認します。最後の項だけ合っていても、動く文字や始まりがずれていることがあります。

  1. 1

    k=1を代入する

  2. 2

    k=2も確認する

  3. 3

    k=nで最後を見る

  4. 4

    範囲と項の式をそろえる

確認

確認テスト

Q1

奇数列1,3,5,...の最初のn個の和を表す式はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    項の式は1個分

  2. 2

    Σは合計を表す

  3. 3

    範囲を上下に書く

  4. 4

    動く文字をそろえる

  5. 5

    展開して元の列に戻す